セブ島にある人気語学学校厳選5校
「セブの語学学校に行きたいけど、数が多すぎてどこにすればよいか決められない」
「自分に合ったプランを提供しているセブ留学をしたい」
この記事はそんな方に向けて書いています。
はじめまして。
私はセブの語学学校「サウスピーク」にてインターンとして働き、英語を勉強しているTakuと申します。
以前は英語力の向上を目的に1年半オーストラリアでワーホリをしておりました。
ワーホリ中の2019年5月にTOEICを受験した時は880点を取得しました。
またセブへの語学学校への留学は今回で2回目であり、以前はセブの語学学校「QQ English」にも4ヶ月ほど通った経験があります。
セブ留学の良いところは、’’英語圏の語学留学と比べて約2倍から3倍の安さ’’で念願の留学を実現できること。
日本から直行便でわずか4時間半ほどの場所に位置し、一年中温かい気温常夏の国フィリピンの環境であれば、心機一転、英語学習に集中できることでしょう。
綺麗なビーチや、日本の約4分の1である物価の安さなどから、学校の外での生活も充実できます。
また、何といっても、セブ留学はフィリピン人講師とマンツーマンでレッスンを受けれること。
短期間で英語をできる限り向上させたいと考えている方や、これから英語圏に住む予定がある方で、その準備に英語力を高めておきたい人たちから絶大な人気があります。
そんなセブ島には、100校を超える語学学校があることをご存知でしょうか?
この記事では、セブ島の語学学校の中から、特色のある留学を提供している5校をご紹介します。
セブ島の語学学校で長期間生徒・インターン経験している立場から、留学エージェントや語学学校のホームページには書かれていないようなことをお話しようと思います。
あなたの充実した留学に一助に慣れば幸いです。
それではまいります。
1.普通の語学学校とは異なり、特色のある留学を提供している学校
先程、セブ島には100校を超える語学学校があるとお伝えしました。
そのため、今回は「数が多すぎて、どこの語学学校を選べばよいかわからない」という方のために、独自の特徴がある留学プランを提供している学校5校を厳選し、紹介させていただきます。
今回焦点を当てるのは、生徒・講師数の規模感が一番大きい学校、英語が一番伸びる学校、最も最安で通える学校、最もきれいなきれいな施設の学校、大人専用の学校
どの学校にもそれぞれの特徴があるため、あなたの希望にあった学校がきっと見つかると思います。
①QQ English ITパーク校 シーフロント校
「日本人資本の語学学校では最大規模を誇る語学学校」
最初にご紹介しますのが、「QQ English」です。
2016年になりますが、私自身も生徒として4ヶ月QQ EnglishのITパーク校に通っていました。
QQ Englishの特徴は、日本人経営のセブ島語学学校では生徒数・講師数ともに最大人数である規模感です。
私が通っていたITパーク校は外資系企業やIT企業が集まる経済特区の中心に位置しているため、街にも活気があり、日本の都心の様な風景が伺える環境にあります。
日本人の割合が多いことは事実ですが、受入生徒人数が最大300人であることから、多国籍との交流も期待できます。
またQQ Englishでは毎週アクティビティにも力を入れており、セブ島の有名なビーチや観光地に行ける機会もあるため、授業のない土日などは存分にフィリピンを満足できるような学校になっています。
この学校は次のような方にオススメです。
「カランメソッドを受けて英語脳を作りたい」
「セブ島での生活を他の生徒と楽しみたい」
また授業ではカランメソッドというレッスンが有名です。
これは無意識のうちに反射的に英語で答えられる「英語脳」をつくることを目的とした授業で、日本語を通して英語を考えてしまう癖を自然と英語脳に変えるために取り入れられています。
授業数はマンツーマンクラス6時間とグループクラス2時間というコースが最も一般的です。
3つの特徴
1.生徒・先生の規模が日本人経営のセブ島語学学校では最大
2.英語脳を作り出すカランメソッドを受けられる
3.アクティビティにも力を入れており、セブ島での生活を楽しめる
デメリット
・生徒と講師の数が多いため、学校全体が騒がしい
・校則がゆるいため、勉強より遊学になる確率が高い
QQ Englishに関する情報
1ヶ月の料金:174,900 円~
寮:シーフロント校の場合は校舎内・ITパーク校の場合は徒歩7分ほどの場所にある
食事:3食付き
門限:なし
日本人比率:70%
母国語禁止ルール:なし
QQ Englishの詳細情報
qqenglish.jp
②サウスピーク
「本気留学で生徒の英語力を最も伸ばす語学学校」
そして、2つ目にご紹介するのは、「サウスピーク」が提供している本気留学です。
私がインターンをしている学校で恐縮ですが、サウスピークでは他の学校とは変わった留学を提供しています。
この「本気留学」では’’3ヶ月でTOEIC LR試験の点数を200点以上伸ばすことが出来る’’という基本方針を掲げており、セブの語学学校の中で唯一生徒のTOEICスコアを公表しています。
最初は勉強しに来たはずだったのに、気付いたら遊んでばかりの遊学になってしまうことは、誘惑の多いセブ島では残念ながらとても多くあります。
サウスピークでは徹底した授業カリキュラムや門限を設定し、真面目に勉強する生徒への気遣いに徹底して配慮した学校です。
この学校は次のような方にオススメです。
「遊びよりも、短期間で徹底的に英語を伸ばして、TOEICのスコアを向上させたい」
「ここで英語力を高めて、就活やキャリアなどの今後の人生に活かしたい」
サウスピークはセブ島留学では最も一般的である、長時間マンツーマンでひたすらアウトプットする勉強法を否定しています。
英語学習にあまり取り組んだことがない人によく思われがちなのが、ただひたすら喋っていれば段々と話せるようになるという考えです。
話せるようになるには、もちろんアウトプットも大事ですが、それ以上にインプットで豊富な単語量と基礎的な文法が伴っていないと会話力はいつまで絶っても向上しません。
英語を話せるようになる理想的な勉強の割合はアウトプット・インプット:3・7の割合が理想とされています。
3つの特徴
1.生徒が日本人だけで構成されているため、日本で販売されている教材を使用
2.マンツーマンレッスンは一日約4時間で、インプットの時間を設けている
3.3つの異なるキャンパスがあり、自分に合った校舎を選択できる。
オリジナル校(人数が一番多く、若い人向け)、日本語禁止校(TOEIC600点以上から入学可能)、プレミアム校(人数が一番少なく、年配の方向け)
デメリット
・日本人しか受け入れていないため、多国籍交流ができない
・インプットの時間が多いため、マンツーマンの授業が少ない
サウスピークに関する情報
1ヶ月の料金:149,800円~
寮:校舎一体型
食事:3食付き
門限:あり
日本人比率:100%
母国語禁止ルール:日本語禁止校舎のみあり
③3D ACADEMY
「セブ語学学校の中で最安で通える学校」
そして、3つ目にご紹介するのは、「3D ACADEMY」が提供している格安留学です。
セブ島の語学学校の中でも最も安い学校の一つとして留学を提供しています。
セブ留学は英語圏に比べれば格安で通うことができますが、それでも航空券、保険、ビザなどで費用が意外と重なってしまいます。
そのため、留学費用自体を少しでも抑えて留学を実現させたい方には、3D ACADEMYはピッタリかと思います。
また3D ACADEMYでは’’未来へ繋がる留学’’という基本方針を掲げており、海外留学や今後のキャリア、さらには世界一周旅行など、留学後の目的を持った生徒た地に満足度の高い学校です。
またカリキュラムでは、机上での暗記学習をできるだけ取り除き、マンツーマンでのアウトプットに力を入れています。
そのため授業ではほとんどずっと喋り続けることで、英語を話すことへの抵抗をなくすことができます。
この学校は次のような方にオススメです。
「留学費用を出来る限り抑えたい」
「インプットよりもアウトプットだけに集中したい」
3D ACADEMYは留学費用の安さはもちろんですが、ちゃんと食事や洗濯などのサービスも付いての値段ですので、費用を最低限に抑えたい方向けの学校としては最適です。
デメリット
・机上の勉強に力を入れていないため、会話力以外の能力は伸びにくい
・立地がよいため、外からの騒音問題がある
3つの特徴
1.JYスクエアモール内のセブ島で最高の立地
2.他の学校の比べて遥かに安い
3.机上の勉強をなるべく排除し、実践英会話を中心としたカリキュラム
3D ACADEMYに関する情報
1ヶ月の料金:114,000円~
寮:校舎一体型
食事:毎日3食
門限:日~木:23時/金・土と祝祭日前日:門限なし
日本人比率:60%
母国語禁止ルール:なし
3D ACADEMYの詳細情報
3d-universal.com
④CPI
「リゾートホテルのような生活環境」
そして、4つ目にご紹介するのは、「CPI」が提供しているリゾートホテルのような五つ星キャンパス留学です。
CPIの校内にはカフェ、ダイニング、プール、フィットネスジムなど、リフレッシュできる環境が整っています。
セブ島留学では、日本と異なる生活面で悩む方も少なくありません。
CPIでは生活環境を整えることで、勉強への集中力、継続力を高める環境づくりに努ることができるような留学を提供しています。
また’’多国籍の生徒がいるセミスパルタ校’’という基本方針を掲げており、平日は外出を禁止しています。
しかしながら授業時間は一日7〜8時間とセブ留学の平均であり、放課後の先生とのフリートークや、ウクレレ、ギタークラスなどのアクティビティが用意されています。
平日は勉強に集中し、週末は外出してリフレッシュできる環境ですので、そこまでスパルタ校というわけではないです。
そのような取り組みからメリハリのつく留学生活ができるかと思います。
この学校は次のような方にオススメです。
「ホテルのようなきれいなところで留学生活を送りたい」
「生活環境の質が一番高い学校が良い」
施設の質で考えれば、CPIが最高級の施設を兼ね備えているため、そういった環境の中で勉強に取り組みたい方にはピッタリの学校かと思います。
3つの特徴
1.学校施設がホテル並みにきれい
2.平日外出不可のセミスパルタ
3.授業後はアクティビティが充実していて、厳しすぎるわけではない
デメリット
・他の学校よりも割高
・場所が山の上にあるため、外出する際は手間がかかる
に関する情報
1ヶ月の料金:262,000円~
寮:宿舎一体型
食事:3食付き
門限:月~木曜日外出不可/金・土・祝前日23時まで/日曜日・祝日は21時まで
日本人比率:30%
母国語禁止ルール:なし
の詳細情報
www.cpicebu.jp
⑤MeRISE(ミライズ)
「社会人専門校」
そして、5つ目にご紹介するのは、「MeRISE」が提供している社会人の方向け語学留学です。
留学を提供しています。
MeRISEはもともと''社会人専門の語学学校(オトナ留学MBA)’’から幅広く留学生を受け入れるためにMeRISEと名前を変更しています。
ただ社会人がビジネスで使える英語を身につけるコンセプトは変わっていないため、留学生のほとんどは既に大学を卒業している方々です。
カリキュラムは日常会話、ビジネス会話、TOEICに特化している学校です。
またバイリンガールのちかさんの旦那さんが実際にMeRISEに1ヶ月留学した時の体験談の動画が3本アップされているので、リアルな授業風景やスケジュールを見ることができます。
www.youtube.com
この学校は次のような方にオススメです。
「すでに社会に出ており、若すぎる生徒にあまり囲まれたくない」
「ビジネスで使えるような英語を身につけたい」
MeRISEは大人向けであることから施設がとても綺麗です。
そういった理由から大人の女性にも人気があります。
3つの特徴
1.社会人向けの学校であるため、30,40代の大人が多い
2.ビジネス英語やTOEICに特化したカリキュラムを選べる
3.先生と生徒の数が同じくらい
デメリット
・食事が朝食しかついていない
・他の学校よりも割高
に関する情報
1ヶ月の料金:260,000円~
寮:宿舎一体型
食事:朝食のみ
門限:なし
日本人比率:90%
母国語禁止ルール:なし
ONE OK ROCKのTaka、X JAPANのYoshiki、サムライギタリストのMiyavi らの英語力を4つの観点から分析
日本だけではなく世界をまたいで活躍する日本人のアーティストたちは、英語でのコミュニケーションが不可欠になります。
私が普段から邦ロックを好んで聞いている過程の中で、日本人アーティストが英語の歌詞で歌うアーティストの数が近年増えたように感じています。
その中では英語で歌詞を歌っているものの、実際に喋れる英語力があるのかどうか前々から気になっていました。
皆様の中にも
「Takaって英語で歌を歌ってるけど実際に喋れるの?」
「Yoshikiはペラペラと言われてるけど本当にそうなの?」
と考えている人は多いかもしれません。
今回は英語力に定評のある、世界で活躍する3名のアーティストONE OK ROCKのtaka、X JAPANのYoshiki、サムライギタリストのMiyaviの英語力、を分析してみたいと思います。
英語力に定評力があるtaka,Yoshiki,Miyaviですが、実際にどれだけのレベルの英語を話せるのか、発音、流暢さ、文法の正確さ、単語の豊富さといった観点から見ていきたいと思います。
Youtubeにtaka,Yoshiki,Miyaviのインタビュー動画が多く残されていますので、なるべく最新のものから分析してみました。
素晴らしいところ、苦手なところを具体的にとりあげていきます。
この記事は
「日本人アーティストの英語力を深く知りたい」
「どうすればTaka、Yoshiki、Miyaviのように喋れるようになるのか知りたい」
という人に向けて作っています。
1,3人の共通点
・大人になってから英語を習得したこと
・自分たちの活躍の場を広げるために英語が不可欠な立場にあること
・
2,それぞれの英語力
①Takaの英語力
Taka from ONE OK ROCK
下の動画は最新のtakaさんが英語を喋っている動画です。
www.youtube.com
★5段階評価
発音・アクセント
レベル
★★★
日本人のアクセントは殆ど消えており、アメリカの一般的アクセントに近いようです。
流石英語の曲をメインに歌う日本を代表するボーカリストです。
彼が10代のときに洋楽を聴き込んだのも影響しているのでしょうが、彼自身の楽曲がほぼ英語で構成されているため、何百回も英語の曲を歌うことでも発音が磨かれているのだろうと思います。
多少気になるところでいうと、苦手な発音として一般的に日本人が苦手になりがちなRとWが弱いようです。
例えば I was writing と言いたいところをlightingと発音していたり
working と言いたいところを walking というふうに発音しています。
ただ概ね何を言っているのかは聞き取れますので大きな問題はなさそうです。
流暢さ★★★
喋るスピードはノンネイティブとしては十分なスピードだと思います。
時々explode(爆発する)などを周りにいる日本人に尋ねている姿から、 英語を日本語に変換しながら考えているように伺えます。
しかしながら簡単な文章ではありますが、英語でスラスラと言葉が出てきているので日本人としては流暢な方だと言えます。
文法の正確さ★★
ここは彼の最大の弱点なのかなと正直感じてしまいました。
おそらく机の上での勉強をしてきたというよりも、実践でネイティブと話す過程で鍛えた英語という印象を受けます。
もちろんわかっていても話せないということもありますので、繰り返し間違えていたところをピックアップします。
まず時制の現在形と過去形がバラバラで過去形にすべきところを何度も現在形を使って話しています。
またone of my favorite producer/videoと最後の名詞には複数形のsをつけなければなりませんが、こちらも繰り返し間違えています。
またthat songsやthe first thingsなど単数形のところにsをつけてしまっているところもありました。
これらのミスはかなり初歩的なミスですので、恐らくtakaさん自身でも間違いに気づいているとは思います。
たとえわかっていてもスピーキングの際には間違えやすくなりますので、これをなくすにはさらなる経験が必要になってくると思います。
単語の豊富さ★★
あえて難しい単語や表現を使うはありませんが、そうした表現はときに言葉の意味の表現を強くしたり、そういった語彙力から説得力を強めたりできるものです。
残念ながら今回のインタビューではそうした単語は出てこず、高校生までが習うような基礎単語で文章を作り上げていました。
そういった理由から評価は低めにしました。
②Yoshikiの英語力
Yoshiki from X JAPAN
www.youtube.com
発音・アクセント★★★★
2番めはX JAPANのYoshikiさんです。
彼の英語には日本人らしさが強く残っていますが、発音がとてもきれいなため誰にでも伝わりやすいです。
聞いている限りでは間違った発音も典型的なRとLのような間違いもありません。
ネイティブのような英語とは異なり日本人らしいアクセントが残っているため、日本人が聞くと1番目のtakaさんの方が上手に聞こえるかもしれませんが、発音を正しく発している点ではYoshikiさんのほうが優れていると言えます。
流暢さ★★★★
特別早いというわけではありませんが、質問に素早く答えていることや、長い文章を簡単に作り上げていることからも十分流暢と言えます。
英語がすんなり出てこないと言った様子も殆どありませんし、喋ることに対しての自信も見られます。
文法の正確さ★★★★★
素晴らしいです。
僕が見た限りはミスはなかったのではないかと思います。
また文法的にも複雑な文章を頻繁に素早く作っていることからも、文法は完全に身についているというふうに言えます。
単語の豊富さ★★★★★
単語も素晴らしいです。
単語帳に載っている基本的な単語のみならず、ネイティブが好んで使う表現やアドバンスレベルの表現をためらいなく使用しています。
また相手のインタビュアーの言っていることを百パーセント理解できる語彙力も素晴らしいです。
③Miyaviの英語力
Miyavi
www.youtube.com
発音★★★★★
本当に素晴らしいです。
多少の日本人のアクセントは残っているものの、ノンネイティブとしてきれいなアクセントでお話しています。
また発音自体も綺麗で、苦手な音は殆どないのではないと言えます。
流暢さ★★★★★
喋るスピード、レスポンスの速さなどどれをとっても一流です。
彼はアメリカのTVショーにも出演したことがあったり、ハリウッドの映画にも出演しているので相当レベルが高いようです。
文法の正確さ★★★★★
こちらも間違いは全くありませんでした。
ごくたまに言い直すような瞬間はありますが、文法に違和感があって正しい文章に修正しようと会話の中からその様子が伺えるので文法がしっかり身についている事がわかります。
単語の豊富さ★★★★★
表現力の幅広さも素晴らしいです。
Yoshikiさんもそうでしたが、単語帳に載っている基本的な単語のみならず、ネイティブが好んで使う表現も多く取り入れています。
また類義語でも一個の単語ではなく、同じ意味でも複数の単語を使っていることからわかります。
例えばimportant(重要な、大切な)という単語がありますが、これをessentialやvitalなどに言い換えて使っているので、聞き手も聞いてて退屈しません。
3,それぞれの英語習得過程
①Taka
慶應義塾湘南藤沢中等部SFC(中等部)3年間在籍しており、ここは帰国子女が多く英語を流暢に喋れる生徒がたくさんいた環境に囲まれていたようです。
ただ高校は退学していていますし、母親の森昌子さんも徹子の部屋の中で、彼が英語を話せる理由はわからないとおっしゃっていました。
実際にアメリカを中心に活動し始めたのは2015年に35というアルバムを出してからです。
それまでも海外でツアーを回ってはいましたが、身を英語環境に置いている時間は多くはないはずです。
それでもこれだけ話し慣れているということは、日本にいる間に相当な努力をされたことが伺えます。
②Yoshiki
彼は音大に推薦入学していることからも、学生時代英語をちゃんと勉強してはいたようです。
YOSHIKI/佳樹という彼の自伝の中には、彼が苦労してレコーディングした音声をアメリカ人のエンジニアに保存するように指示した所、英語がうまく伝わらずに消されてしまった経験があったようです。
この後すぐに英語の教材を買い揃え、個人の英会話教師を雇い、英語をしっかりと身につけることを決意したそうです。
また1992年からはロスアンゼルスに住居を建て、日本とロスでの生活を25年以上続けています。
彼は音楽以外にもファッションやワインなどの幅広い分野で国際的に活動しています。
- 作者: 小松成美
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/05/25
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
③Miyavi
彼は20歳のときに英語を習得しようと思い、ロサンゼルスに3ヶ月語学留学をしていますが、やはり音楽活動が忙しい中での英語力向上は困難だったらしく一度挫折しています。
25歳のときに10年後の彼のキャリアを考えたときに、英語を喋れるのとそうでないのでは活動の幅が全く違うことに気づき、独学で英語を始めました。
2009年28歳の時に、現在の奥様であるメロディさんと婚約しています。
彼女はハワイで育っているので英語力はネイティブと同じです。
家の中では日本語を喋らずに英語で会話をしているようですので、四六時中英語に触れられる環境が彼の英語力の源ではないでしょうか。
まとめ
彼らはそれぞれ異なる英語力であり、学んできたプロセスも異なります。
しかし共通していることはそれぞれ英語を使い彼らの可能性を広げようと何年も何年も努力していることです。
成人してからの語学習得は子供に比べると、何十倍も大変で努力と時間を要しますが、彼らのように努力をすればこのレベルまで英語を取得ことができるということは我々に勇気を与えてくれます。
私はMiyaviさんの英語を初めて聞いたときに、まさか25歳を超えてから英語学習を始めたとは夢にも思いませんでした。
シドニーVSメルボルン ワーホリで住むならどっちが良い論争
「オーストラリアでワーホリするならどの都市に住むのが正解なのかな」
ワーホリをする前に、どこの都市に滞在するのか迷う方はたくさんいると思います。
私自身シドニーに7ヶ月とメルボルンに6ヶ月の間滞在しておりました。
シドニーとメルボルンは常にメリット・デメリットを比べられることが多く、人によっては
「シドニーが絶対良い!」
と主張する人もいれば
「メルボルンのほうが間違いない!」
という人もいます。
正直、シドニーとメルボルンのどちらか一方が必ず良いという正解はありません。
なぜなら世界中の都市の中でシドニーとメルボルンの両都市が世界で住みやすいランキングトップ5入りしているほどの人気を誇っているからです。
そのため、ここではそれぞれの特徴をあげていき、どちらのライフスタイルの方があなたの性格に適しているのか、参考にしていただければ幸いです。
私自身も行く前はこの2つの選択肢で迷った経験がありますが、天候の安定さと人口の多さから最初はシドニーに滞在することを決めました。
その後、せっかくどこでも好きな都市に住めるのだから
「ひとつの都市だけにとどまっていてはもったいない!」
と思い、メルボルンに移動しました。
こちらの記事は
これからワーホリする予定だが、どこの都市に住んでいいのか決められない方
今ワーホリをしていてどちらかの都市に引っ越しを考えている方
に向けて書いています。
その上でどちらが自分に合う街なのか判断材料にしていただけたらと思います
シドニーvsメルボルン
大きな違いはこれくらいかと思います。
ご覧の通りシドニーとメルボルンそれぞれの国に優位性と劣位性があるかと思います。
この中でも、特にワーホリする人たちに大きな影響を与えるのは家賃・天候・人口だと思いますので、それらについて詳しく説明します。
家賃
週の家賃相場(一人部屋中心街)の場合
・シドニー270~330ドル(約22,388円)
・メルボルン230~280ドル(約19,030円)
ご覧の通りシドニーの家賃のほうが高いのは明らかです。
ちなみにオーストラリアでは、家賃が週払いのところが基本です。
しかしながらこの値段は中心街かつ一人部屋という最も金額が高い水準になっています。
家賃を安く抑える方法としては
・一人部屋ではなく、複数人部屋にする
・中心街から少し離れた郊外に変える
これを実践すればシドニーでも十分安い家賃で家を借りる事ができるはずです。
私の場合シドニー中心街からバスで20分ほどのところにある二人部屋に住んでいましたが、週の家賃は170ドルでした。
探せばさらに安いところもあったと思います。
天候
天候
・シドニー 安定してて暖かく晴れが多い
・メルボルン 一日の中に四季があると言われているほど寒暖差が激しい
シドニーの場合は、夏は暑すぎず、冬は寒すぎずだったのでとても過ごしやすく、晴れの日が多いです。
メルボルンの場合は、1年を通して常に天候が安定していません。
1日の中に4季があると言われているほどです。
例えば数十分前は快晴だったのにいきなり豪雨が降ったり、朝と昼では寒暖差も激しいということが起こります。
おまけに降雨率も高いので、天候に関してはシドニーの圧勝かと思います。
メルボルンではなくシドニーを選んだ人の中で最も多い理由のひとつとして、天候の優位性が挙げられます。
人口
人口
・シドニー 3,908,643人
・メルボルン 3,707,529人
人口密度はメルボルンが高い
人口の多さはシドニーのほうが若干多いですが、土地も広いため人口密度でいうとメルボルンのほうが密集しています。
日本人の数でいうとシドニーのほうが多いですが、メルボルンにも大量に日本人はいます。
多国籍さはシドニーのほうが高くなっています。
そのためメルボルンのほうが密集している様な感覚があります。
まとめ
これらの比較からどちらの都市にも優れているところとそうでないところがあるかと思います。
自分の生活スタイルや性格によってどちらか選ばれるのが良いと思います。
またこれらの都市はワーホリ人気上位2カ国ですが、ブリズベンやゴールドコースト、ケアンズなど他にも様々な魅力的な都市がありますのでそれらの都市についても今後まとめていきたいと思います。
フェミニストは3つのタイプの女性で構成されている
フェミニストとはなにか
1 男女同権論者。女性解放論者。女権拡張論者。
2 女性を大切に扱う男性。
つまり女性が男性と比べて社会的地位が低いことや差別されることに疑問を持ち、男女に対して全くの平等を訴えかける人々と言えるでしょう。
男性の中にもフェミニストはおり、男性でありながらも女性への均等な権利を主張しています。
実際に同じ職種なのに低い賃金しか得られないこと、社会的立場が男性より低かったことは紛れもない事実であり、これらは男女ともに平等になるべきだと思います。
しかしながら最近彼女らの行き過ぎた主張には疑問的であり、どういったタイプの人達がフェミニストになるのだろうかと考えました。
結果大きく分けて3つのタイプの女性がフェミニストになりやすいというふうに結論づけました。
【フェミニストになりやすいタイプの女性】
1 女性としての魅力にかける女性
2 魅力はあるが、性格が支配的女性
3 エマ・ワトソンのような誰もが憧れるような女性
1 女性としての魅力にかける女性
8割近く、大部分のフェミニストはこの枠に入るのではないでしょうか。
彼女らは男性を恨み、女性の権利は平等に扱われるべきだと言うことをいうためにフェミニストになったのではありません。
彼女らは男性に単純に恋愛的な対象として見られることができなかったのです。
しかしながらその理由を自分たちの責任にはしたくありません。
人間誰しも自分の欠点を素直に認めたくないものです。
その結果彼らは男性のこと責め立て、しまいには女性は男性の全てを否定してきます。
ただ彼女らの根本にあるのは、彼女らが全く男性から相手にされなかったという経験がこれらを引き立てているのだと思います。
2 魅力はあるが、性格が支配的な女性
一部のフェミニストにはこのようなタイプの女性たちもいます。
彼女たちはルックスは整っていて、一見恋愛に何の問題もなさそうな人たちです。
しかしながら殆どの男性は支配的で強引な女性をあまり好みません。
なぜなら男性が会社やビジネスなど一日家の外で働き、多くのストレスに囲まれながらクライエントやビジネスパートナーと神経をすり減らしながら仕事をしています。
彼らが恋人と一緒にいたいときにパートナーに求めるのは癒やしが最重要であり、そうすることで体力を蓄えてまた翌日仕事に取り組むことができるのです。
性格が支配的な女性たちはこれを聞いたときに、独立していて強い女性を受け入れられない男性たちと言って否定するのが目に見えていますが、本質的にこのような女性たちは男性からは求められていないのです。
その結果見た目や過程は異なりますが、1のタイプの女性たちと同じで男性を責めることによって自分たちがモテない理由を正当化しているのです。
3 エマ・ワトソンのような誰もが憧れるような女性
最後のタイプはなぜというふうに思われると思いますが、一部のフェミニストはきれいな女優たちで構成されています。
厳密に言うと彼女らはフェミニストなのではなくフェミニストをエゴを解放するために利用しているという言い方がより正確でしょう。
どういうことかというと、彼女らがある程度の年齢に達すると周りには彼女らよりも遥かに有能な人で溢れかえっていることに気づき始めます。
その結果彼女らはもともと備わっている美しさだけでは賢い人に囲まれた時に無力に感じてしまいます。
そのときに出てくるのがフェミニズムです。
もちろんフェミニズムは賢さと直結するわけでは全くありませんが、一見そう見えなくもないわけです。
美しさプラス内面の教養もあるというアピールをするために彼女らはフェミニストとして活動しています。
また1タイプの女性たちの意見は彼女らの醜さのせいで世間から注意深く聞いてもらうことができませんが、エマ・ワトソンなどはその美しさのおかげで世間全体から関心を集めることができます。
多くの人たちはエマ・ワトソンが行ったフェミニストとしてのスピーチを一部でも見たことがあるでしょうが、他の一般人のフェミニストによる主張は注意深く聞いたことはあまりないことからもわかります。
実際にフェミニストとして活動をしているのは1と2のタイプの女性たちですが、世間が注目するのは3だけなのでフェミニストにとっても3のタイプの女性は必要なのです。
これらの意見はおそらく一部のフェミニストから反感を買うでしょうが、私はフェミニストの知り合いが数人いますし、彼女らの主張を聞いている限りは今回の記事は事実だと確信しております。
ぜひフェミニストの人と会うことや見かける機会がある場合はこれら3つのタイプを思い浮かべていただくと面白いかと思います。
ワーホリをオーストラリアで1年半経験し終えた後に感じる成功体験・失敗体験
私自身2018年4月から2019年8月まで計16ヶ月オーストラリアに滞在しておりました。
シドニー・メルボルン・ブリズベンの主要都市に滞在し、語学学校、セカンドビザの取得も経験している私がワーホリでの良かったことと悪かったことを述べていきます。
「ワーホリで成功するってどういうことなんだろう?」
「ワーホリって楽しそうだけど、失敗するひとはいないの?」
と考えている方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
- 私のワーホリ期間と経歴
- よかったこと
- ・日本の文化と海外の文化を客観的に見ることができるようになる
- ・最低賃金が高いため貯金が可能
- ・努力次第で英語力が爆発的に向上
- よくなかったこと
- ・日本人は日本人で固まりがち
- ・途中で帰国してしまう人が一定数いる
- ・仕事と家探しが大変
- 結論
私のワーホリ期間と経歴
2018年4~2019年8月計16ヶ月(セカンドビザ取得)
住んでいた都市 していたこと 経路
シドニー(4ヶ月) |
カフェのキッチンハンド |
シェアメートからの紹介 |
メルボルン(5ヶ月) |
精肉工場(ビザ取得のため) |
フェイスブックでサーチ |
シドニー(5ヶ月) |
お土産屋 |
レジュメを直接配った |
ブリズベン(2ヶ月) |
語学学校のみ |
自分の英語力を学校で確かめたかった |
よかったこと
・日本の文化と海外の文化を客観的に見ることができるようになる
・最低賃金が高いため貯金が可能
・努力次第で英語力が爆発的に向上
・日本の文化と海外の文化を客観的に見ることができるようになる
良い意味でも悪い意味でも常識が通じないことが起こりえます。
例としては
例えば日本では24時間営業のサービスがたくさんありますが、オーストラリアのカフェは15時に閉まるのが普通であること。
アジア人だけの家にすまない限りは家の中で靴を脱ぐ習慣がないこと。
電車が時間通りに来ることが珍しいこと。
オーストラリアで道路でお酒を飲むと罰金を支払う法律があること。
国籍によっては待ち合わせ時間に一時間普通に遅刻してくること。
また全く知らない人にフレンドリーに話しかけられること。
など日本では起こり得ないことが日常的に発生します。
どちらか片方の国が優れているという話ではなく、どちらの国にとってもそれが常識であり、またそういった文化の違いに気づくことができるのは海外に長期間住んでみないと実感できるものではありません。
・最低賃金が高いため貯金が可能
オーストラリアは物価が非常に高いことで有名ですが、それ以上に最低賃金も高いです。
そのため外食を控えて自炊をするなどして無駄な消費を抑えて暮せば貯金も十分可能です。
また物価につきましては、レストランや公共機関のコストはかなり高額でした。
しかしながら、スーパーマーケットの野菜やお肉、調味料などは日本と同じもしくは安く売られています。
・努力次第で英語力が爆発的に向上
基礎的な文法、単語を身につけている前提での話になります。
よく勘違いされているのが、英語圏に住めば自然と英語力が上がるという話です。
少し考えればわかると思いますが、幼い子供でない大人には努力無しで自然に語学を伸ばすことは不可能です。
お笑い芸人の綾部が2年間アメリカに住んでいますが、全く話せないらしいです。
英語圏ですので探せばスピーキングの相手に困ることはまずありません。
ミートアップでは毎日英語を使ったコミュニケーション会が行われております。
ノンネイティブでも英語力の高い人は多いのでネイティブにこだわる必要もないでしょう。
また英語圏の国は多国籍ですので、世界中の人と交流する機会があります。
その際に日本人として日本の文化、政治、経済のことなど聞かれる機会がとても多いので、こういったことを勉強しておくと会話が弾みます。
その結果友達も増えるのでぜひ勉強しておきましょう。
よくなかったこと
・日本人は日本人で固まりがち
・途中で帰国してしまう人が一定数いる
・仕事と家探しが大変
・日本人は日本人で固まりがち
これはメリットにもデメリットにもなりますが、向こうに住んでいる日本人の多さです。
そのため日本人だけのコミュニティ、具体的には集まって食事、ジャパレス、日本人だけのシェアハウスなど、こういったコミュニティを軸に生活してしまう方が多くいます。
現実として9割の日本人はジャパレス系で働いています。
そうした状況ですと仕事も周りの人も日本語、日本人なのでわざわざ海外にいるにもかかわらず、日本での生活とあまり変わらないことをしてしまうのはかなりもったいないと思います。
おまけにジャパレスは最低賃金を下回っていることが一般的で、金銭的にもデメリットがあります。
・途中で帰国してしまう人が一定数いる
上記のような生活環境ですと日本にいるときと生活がほぼ変わらないです。
また仕事が見つからない、英語ができなくて生活がシンプルに辛い、など理由は様々ですが、本当は1年滞在だったのに数ヶ月で帰国してしまう人たちも一定数います。
ワーホリ=絶対楽しいというイメージが付きがちですが、現実は日本にいるときよりも不便で大変なことは多いです。
・仕事と家探しが大変
生活面で必須ですが、見つかるまではどちらも苦労します。
仕事探しはレジュメをお店に直接配る方法、知人からの紹介、インターネットから募集する等様々ですが、時期や場所によっては単純に仕事がないこともあるので、入念な下調べが必要となります。
家はネットで直接オーナーとアポを取ってインスペクションに行くのが一般的な探し方です。
ただこれらの問題は一度見つかればその後長くは困ることはないかと思います。
結論
おそらく渡航前は友だちができるか、仕事が見つかるのか、現地でちゃんと生活していけるのかなどの不安要素が沢山あると思います。
私が最後に強調したいことはやはり英語力の大切さです。
ただ、こうした未知なる不安は自分の英語力さえ身についていれば解決できるものがほとんどです。
念願の長期海外生活を充実させるためにも、向こうに行ってから伸ばそうと思うのではなく、行く前に万全の準備をしておくのが良いと思います。
ファームよりファクトリーでセカンドビザを取得するほうがメリットが大きい3つの理由{オーストラリア・ワーホリ}
セカンドワーキングホリデービザとは
オーストラリアのワーキングホリデーではセカンドビザを利用することで2年間滞在できる制度のことです。また今ではサードビザが認可されているので最大3年間滞在が可能です。
セカンドの取得の条件として、ワーキングホリデー1年目に政府指定の地域で88日間以上の季節労働をする事、または指定地域の特定産業で3カ月間の労働をすることが申請条件となります。
実際、殆どの日本人はセカンドを取得するためにファームで働き、その資格を得ています。
それに比べて私のようにファクトリーで働きセカンドビザを取得した日本人というのはあまり耳にしません。
私の周りに日本人では一人もいませんでしたが、韓国人にはむしろファクトリーの人気が高い印象でした。
私はファームでは働いたことはありませんが、ファクトリーで働く前にどこで働くのか入念に調べる過程の中でメリット・デメリットを比べ、結果としてファクトリーを選びました。
この記事は
「これからファームに行ってセカンドビザをゲットする!」
「ファクトリーでセカンドを取得できるなんて知らなかった!」
と考えている人に向けて作っています。
- ファクトリーで働くメリット
- ・働く日数がファームに比べて最短で済む(ファームは平均5ヶ月、工場は3ヶ月)
- ・労働時間が1日8時間と決まっている
- ・給料が高い(ファームは歩合制だが工場は時給23.66ドル)
- ファクトリーで働くデメリット
- ・仕事を始める前に注射を打たなければならない(Qフィーバーという熱の予防接種)
- ・仕事は大変
- ・日本人が少ない
- まとめ
ファクトリーで働くメリット
・働く日数がファームに比べて最短で済む(ファームは平均5ヶ月、工場は3ヶ月)
・労働時間が1日8時間と決まっている
・給料が高い(ファームは歩合制だが工場は時給23.66ドル)
・働く日数がファームに比べて最短で済む(ファームは平均5ヶ月、工場は3ヶ月)
冒頭で88日間以上の季節労働をする事が申請条件の一つであると述べました。
この条件はファームのような天候や季節によって仕事ができる日が左右されてしまう仕事に適用されます。
もう一つの条件としてあまり知られていないのが、指定地域の特定産業で3カ月間労働するという条件です。
こちらの場合は日数ではなく3ヶ月その仕事についたという事実申請条件が満たされます。
つまりファームの場合88日と言っても仕事をした日数が88日に達さなければならないので、実際にその地域に滞在しなければいけないのは短くて4ヶ月、長ければ半年近く滞在しなければいけないケースが一般的です。
これに対してファクトリーの場合、3ヶ月さえ働ければ申請の資格を得られます。つまり実質の労働日数は70日以内で済むということです。
・労働時間が1日8時間と決まっている
2つ目のメリットは労働時間の短さです。
時間帯は朝6:00~午後15:00(休憩一時間)の計8時間でした。
まれに一時間の残業や土曜日出勤がありましたが、オーストラリアの法律上普通の時給の1.5倍が適用され、時給30ドル近く貰えるので多くの従業員はむしろ喜んでいました。
それに比べてファームの場合ですが、まず週2土日休みではないことです。
というのも季節や天気によって働きたくても働けない日、また土日に休みたくても働かないといけない時があるため、休みにばらつきがあります。
また一日の労働時間も運が良ければ8時間で終わりますが、10時間~12時間の労働も全く珍しくはありません。
・給料が高い(ファームは歩合制だが工場は時給23.66ドル)
これはもちろん働くファームにもよりますが、一般的にファームでは時給制ではなく歩合制で給料を決めているところが普通です。
働く人にもよりますが、私が聞いたのは時給にすると多くても12ドルくらいにしかならなく、少しでも気を抜くと7ドル以下になり、レントも払えないという話も聞きました。
そのためファームで働いた後、お金に困ってファクトリーに移る従業員もいたくらいです。
もちろん時給制のファームであれば給料に差はありませんが、フェイスブックや日豪プレスなどに掲載されているファームの広告はほぼ歩合制ですので、働く前にしっかり見極めてください。
ファクトリーの場合は一律で時給制でした。カジュアルジョブでの最低賃金は23.66ドルとなり、8時間を超える残業または土曜出勤、祝日出勤の場合の時給は35.45ドルになります。
ファクトリーでの生活では遊びに行く機会も少ないですし、レントもシティに比べて格安ですのでかなり貯金できるはずです。
ファクトリーで働くデメリット
・仕事を始める前に注射を打たなければならない(Qフィーバーという熱の予防接種)
・仕事は大変
・日本人が少ない
・仕事を始める前に注射を打たなければならない(Qフィーバーという熱の予防接種)
ミートファクトリーで働く前に、必ずQフィーバーという予防接種を打たなければなりません。
費用はスキンテストが88ドル、Qフィーバーの注射が150ドルです。これらは全て自費です。
この注射を受診できる病院は少ないので自分で探さなければなりませんが、Q Fever hospital と検索すればすぐ出てくるので難しくはありません。
ただ先にスキンテストを受ける必要があり、その結果を受け取るのに一週間かかるので合計で2週間ほどかかります。
この手間はファームにはないので大変です。
・仕事は大変
ファームにも言えることではありますが、仕事は大変です。
特に力仕事が多いので、肉体的にかなり疲れると思います。
仕事内容はその人の適正を上司が見て決めるので一概には言えませんが、肉をナイフで解体したり、食べられない部位を見分けて仕分ける作業などがありました。
女性に関しては肉のパッケージなど少し楽な仕事を任されるので彼女らは余裕そうでした。
ただファームの仕事も長時間のピッキングで腰を痛めてしまったり、重い荷物を何度も運ばなければならないので結局どちらも楽な仕事ではないですね。
・日本人が少ない
冒頭でも述べたとおり、日本人はあまりファームのほうが人気ということもあってか、ほとんど日本人を見る機会はないです。
私が働いていたところはメルボルンにあるグリーンはという会社でしたが、従業員1000人近くはいるなか、私を含めて2人の日本人のみでした。
ただこの環境で日本語を全く使わず英語環境に入れたことは、非常に英語力の向上に繋がりました。
個人的にはむしろ良い経験でしたが、日本人が恋しくなることもあると思います。
まとめ
あまり聞き慣れないファクトリーでのセカンドビザの取得ですが、全体を見返すとファームよりも優れている点がたくさんあるのではないかと思います。
限られたワーホリの期間を最短で済ませられるようにと思い、今回はファクトリーでの特徴をまとめさせて頂きました。